多くの自治体でDXが進まない-現場ではよく聞く悩みです。
その理由を考えるとき、企業DXとの違いを見ることがヒントになります。
ベンダーやコンサルが企業と打ち合わせをするとき、
「業務フローを見せてください」と言えば、数分で資料が出てきます。
「例外はありますか」と聞けば、必ず何かしらの答えが返ってきます。
つまり企業は、業務や意思決定の構造が、ある程度整理された状態にあります。
一方で、自治体ではこれが難しい場面が多いように思います。
法律ベースで例外が多く、暗黙知が積み重なり、担当者依存になりやすいからです。
この差はどこから生まれたのでしょうか。
私は、企業では時代に合わせて品質管理が積み上げられてきたからだと考えています。
昭和期の「TQC」、平成期の「ISO9001」。
この2つの活動が、今の企業体質を作り上げました。
TQCとISO9001で何が行われていたのか。
そしてそれがどのようにDXの土壌となったのか。
次回以降、詳しくご説明します。